top of page
検索
執筆者の写真Yuko Yamaguchi

太鼓打ちは、社会にどんなメッセージを残せるか?

更新日:8月13日


2024年がスタートしました。

穏やかな新年の幕開け…が一転、地震や事故など、思いも寄らなかった報道に心痛みます。

恐ろしいことに海外での紛争の報道が続いていることにも慣れてきている自分に気づき、愕然とします。


太鼓打ちは、大好きな太鼓を打っています。

好きなことを好きなだけできるしあわせな時間が自分たちにはあることと、そうではない現実の中にいる人たちがいるということ。

考え出すと、バランス崩しそうなくらい足元が揺らいで見えます。


生きていてほしい…

みんなが笑顔でいてほしい…

そんな祈りや願いは、一体、どうやったら、誰のところに届くのでしょうか?


そして、一体、どうやったら現実になるのでしょうか?


今回参加していただく団体の多くは琵琶湖を囲んで暮らす一市民、

つまり、シンプルに“太鼓好き”。

単なる“太鼓好き”が集まって太鼓を打つことって、社会に何かメッセージを伝えることができるのでしょうか?


「太鼓を打っても、世の中変わらないよ」

「自分たちだけが楽しいだけじゃないの?」

…本当にそうかもしれない。


でも、気持ちが揺れながらも私は思うのです。

まだ姿もカタチも見えない「がんばれ太鼓祭」を作り、これから育てていくことは、技や完成度を競うという軸とは異なる、新たな価値観を生むという、滋賀の太鼓打ちの挑戦だと。


和太鼓の魅力と可能性を信じる太鼓打ちの姿が、

人の心に何かを伝え、残すことができたら。

そのことにより、1ミリでも世界をいい方向へ動かすことができたら。


…そう願って、3月23日を迎えたいと思います。


閲覧数:218回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page